箱根仙石原温泉　旅館 ろくろべえ

箱根仙石原温泉　 　　　　　　-神奈川県- 　 ろくろべえ

箱根は日本屈指の観光地で、年間約二千万人もの観光客を迎えるそうです。　そこでは１日２万5000�dもの湧出量を誇る温泉が沸いています。　 今回紹介するのは、箱根仙石原にある旅館ろくろべえ。箱根は東京の奥座敷と言われる首都近郊の本格的温泉街だけあって、高級宿が多いです。　これは大阪近郊の有馬温泉 ( 日本三名泉 ) にも似ていますね。　その高級温泉地の箱根で、この仙石原温泉旅館ろくろべえは、源泉かけ流しの本物の温泉旅館ながら激安・格安の安い宿を実現しています。　この箱根において源泉掛けながしで土曜日宿泊一万円以下の宿を探すのは難しいのですが、ここ仙石原では素泊まりか一泊朝食付きのプランでの格安宿をいくつか見つけられます。いずれそのすべてを紹介したいと思いますが、まずはろくろべえの紹介です。　 この箱根仙石原温泉ろくろべえは、かつては一泊二食付きの旅館でしたが、現在は素泊まりか一泊朝食付きのプランのみになっています。夕食を提供できなくなったのには諸般の事情があるのでしょうが、残念ながら料金とともにサービス精神も下がってしまったようです。　おもてなしの気持ちは殆ど感じられませんでした。　しかし清掃きちんとしてあり、なにより一番大切な温泉は素晴らしいです。　特に二つの浴室を細かい制限もなく、貸切で利用できるのは天国ですね。　本物の温泉を心行くまで独占できる、温泉通には願ってもない宿です。　 　ただし、私が利用した時期はロビーで使用していた石油ストーブの臭気が強烈で、頭も目も痛くなる程だった点。また、館内に自動販売機がなく、風呂上がりのビールが飲めなかった点。　この二点を除けば、この仙石原温泉旅館ろくろべえは申し分なく、湯治で長逗留しても良いと思いました。 さて、箱根温泉といってもかつては箱根七湯と呼ばれ、七か所で源泉が沸き温泉場を形成していたそうです (下記をご参照ください)。　それが箱根登山鉄道ができ、加えて小田急電鉄が箱根湯本駅まで乗り入れてから、箱根は保養地、観光地として温泉や娯楽施設、観光施設など開発がどんどん進んみました。　そして有名な西武鉄道グループと小田急グループの箱根山戦争によって、箱根の開発はさらに進み、あらたな源泉が見つかり温泉場も増えて、今では箱根二十湯と呼ばれる温泉場があるそうです。 箱根七湯 　　箱根湯本温泉、塔之沢温泉、堂ヶ島温泉、底倉温泉、木賀温泉、芦之湯温泉 箱根八湯 　　箱根湯本温泉、塔之沢温泉、堂ヶ島温泉、底倉温泉、木賀温泉、芦之湯温泉 　　＋ 姥子温泉 箱根十七湯 　　箱根湯本温泉、塔之沢温泉、堂ヶ島温泉、底倉温泉、木賀温泉、芦之湯温泉 　　、姥子温泉 　　＋ 小涌谷温泉、強羅温泉、大平台温泉、宮城野温泉、二ノ平温泉、 　　　　仙石原温泉、湯ノ花沢温泉、芦ノ湖温泉、蛸川温泉 箱根二十湯 　　箱根湯本温泉、塔之沢温泉、堂ヶ島温泉、底倉温泉、木賀温泉、芦之湯温泉 　　、 姥子温泉、小涌谷温泉、強羅温泉、大平台温泉、宮城野温泉、二ノ平温泉 　　、仙石原温泉、湯ノ花沢温泉、芦ノ湖温泉、蛸川温泉 　　＋ 大涌谷温泉、湖尻温泉、早雲山温泉